10月は但馬各地で祭りが開催されます

   

こんにちは。光と海と風を感じる海辺の小さな宿まる屋若大将、藤原啓太です。

昨日、香美町立ジオパークと海の文化館にて

第2回 香住の”ひもの”de料理コンテスト1次審査会が行われました。

実行委員会に加えて、2名の料理研究家の方にお越し頂き、

写真とレシピ、料理へのPRを参考に決勝大会の候補者を決めていきます。

 

 

時間の都合で、僕は途中退室してしまいましたが、県外県内から5名の

出場者が決定しました。

決勝大会は、10月29日香美町のキッチンめぐみにて行われます。

 

但馬各地で祭りが開催されます

 

秋が深まる10月。但馬各地で祭りが開催されます。

香美町内では10月上旬に行われる地区が多く、ここ柴山地区では

10月6,7日に行われます。

柴山は沖浦、上計(あげ)、浦上の3地区からなっており、それぞれに神社があります。

小さな地区ではありますが、6,7日に各地区で祭りが行われ、

お神輿を担ぎ、町を回ります。

但馬各地で秋に開催される祭りは、但馬の小京都 出石町や竹田城跡が

ある朝来市竹田など、かつては城下町として栄えた地域や城崎温泉のような

但馬を代表する観光地では、大きな祭りが盛大に行われますが、

その地区だけで行われる小さな祭りも多く存在します。

 

祭りとは、どんなイメージですか?

 

「祭り」の意味は、次のように表現されています。

祭(まつり)とは、感謝や祈り、慰霊のために神仏および祖先をまつる行為(儀式)である。供物そのほかが捧げられる。

(ウィキペディアより引用)

しかし、多くの方が想像される「祭り」は、屋台が立ち並び、大きなお神輿や山車が町中を

練り歩く様子を見物されたり、屋台のフランクフルトやリンゴ飴を片手に雰囲気を楽しむ

というようなイメージじゃないかなと思うんです。

香美町で行われる祭りは、大都市部で行われる大きな祭りではありません。

もちろん、その様子を見られる方もいらっしゃいますが、多くの地元の方々が

その地区ごとのお神輿を担いだり、「神仏および祖先をまつる行為」に参加する祭りです。

そんな香美町の祭りの行事に、子供たちが重要な役割を担う地区があります。

訓谷(くんだに)、沖浦、一日市(ひといち)、香住、森、下浜(しものはま)、

新屋(にんや)の7つの地区。

これらの地区には伝統芸能、三番叟(さんばそう)が伝え続けられ、地区の子供たち

によって演じられます。

天下泰平・国家安穏などを祈願し、その地区の氏神に奉納しています。

先日、三番叟の練習の様子を、その地区の方にお願いして見学させて頂きました。

 

沖浦、訓谷の三番叟

 

柴山地区では、柴山漁港を含む北側の地域 沖浦に三番叟が伝わっています。

 

 

地区内にあります大放神社の舞台で8月中旬頃から練習が行われていました。

翁(おきな)、千歳(せんざい)、黒木尉(くろきじょう)の3人の演者が

鼓や笛、独特のかけ声に合わせて舞を披露します。

 

 

 

演じるのは、小学生の子供たち、指導するのは沖浦地区の方々です。

指導する立場におられる方も子供の頃には、演者として舞台に立ち、

三番叟を披露されています。

このようにして三番叟は、代々、地区の伝統として伝えられています。

 

柴山地区の隣、佐津海水浴場があります訓谷地区に伝わる三番叟の練習も

見せて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

沖浦の三番叟と全然違う(0_0;)

 

 

 

 

 

 

翁、千歳、黒木尉という演者は同じですが、曲調や掛け声、演者が披露する

舞は全く違いました。

話を伺うと、各地区に伝わる三番叟は、それぞれ地区によって曲調などは

異なるそうです。

今でこそ、香美町として一括りにできますが、昔は小さな集落が

点在し、他の集落とは行き来は多くありませんでした。

それぞれの地区に伝わる三番叟がそれぞれの地区で独自の文化、伝統と

なり、現代まで伝え続けられたのではないかと思います。

 

 

 

2017年1月、ある狂言師の方が20歳の祝言の舞を披露されました。

江戸時代、加賀百万石前田家のお抱え狂言師として誕生した、和泉流野村万蔵家。

今年、「万之丞(まんのじょう)」という名を継がれた野村虎之介さんです。

野村万蔵家にとって重要な名を継ぐ、大切な舞台に披露された演目が

三番叟だったそうです。

詳しくはコチラをご覧ください。

現在の能・狂言が確立する以前の申楽(さるがく)の姿を色濃く残している

と考えられている三番叟は、狂言師の方々が「別格」とみなす

特別な演目だと言われています。

香美町に伝わる三番叟がそれぞれの地区でそれぞれのカタチで伝えられているように

狂言師の方が披露される三番叟も、香美町のそれとは異なり、独自の曲調、

舞を披露されているのだと思います。

 

伝統を伝え続けるということ

 

この地区で披露される三番叟がどのようにして伝わったのかは、わかりませんが

素晴らしい伝統の一つだということは間違いないと思います。

どの地区においても人口減少が進み、子供の人数が減りつつあります。

どうか、この町の大切な伝統である三番叟がこの先も続けられるように、と

願うばかりです。

子供の頃に沖浦の三番叟を演じた友人は、こう言いました。

 

演じているときは、誇りに思うとか伝統とかを意識しなかったけど、

当たり前のようにあることだから、練習が嫌だとか大変だとか思うよりも

やることが普通だと思っていた。地域の方々から指導されたり人前で演技を

披露することが大人になって活かせる場面も出てくるから、演じられてよかった。

伝統だからしなければならないということではなく、地域社会のより良い人間関係や

子供たちの成長に繋がるということからみても大切な行事だと思う。

 

 

香美町の三番叟は、10月1日午後7:30より訓谷地区を初日に各地で披露されます。

 

 

 

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