「また来んせぇな、但馬に」但馬の方言は独自の文化

   

こんにちは。光と海と風を感じる海辺の小さな宿まる屋若大将、藤原啓太です。

暑い日が続いています香美町です。

体調は大丈夫でしょうか?水分補給をこまめに摂って、暑い夏を

乗り切りましょう!

迷走を続けている台風5号の影響、被害、この先の進路が気になります。

波の高さや風など、海のレジャーなどを楽しまれる時にも影響が

出てくると思います。現在鹿児島県の南に位置している台風ですが、

今後の天気予報、台風情報をしっかりとご確認頂きますよう

お願いいたします。

 

「また来んせぇな、但馬に」

 

先日、Instagramの「#但馬の風景」にこのような写真を投稿しました。

 

 

これは、新温泉町の国道9号線にあります看板で、この方向に先を進むと

鳥取県へ行くことができます。

兵庫県北部の但馬から鳥取県へ入るまでに、「但馬にまた来てくださいね」

とお見送りの意味を込めた方言の看板です。

この写真を投稿した際に、新温泉町浜坂地区に実家がある友人から

こんなコメントを頂きました。

 

 

「来んせぇなって言ったことないよね^^;」

 

 

確かに、「また来てくださいね」を意味する「来(き)んせぇな」という言葉、

浜坂地区では、ほとんど使われていないようです。

実は、香美町の海側、香住地区でもこの方言は、ほぼ使いません。

香住では、「来(き)ねぇな」という言い方が一般的です。

では、なぜ但馬に住まれている方が「来んせぇな」という方言を

使っているかのような看板が設置されているのか、

気になったので調べてみました。

 

「来んせぇな」について

 

まずは但馬各地に住まれている方々に、聞いてみました。

 

お客さんに対して「また来てくださいね」という意味の言葉を

(各地域名)の方は、方言で何と言われるんでしょうか?

教えてください。

 

この質問に対し、皆様快くお答えして頂きました。

ご協力、ありがとうございました。

以下、まずは「来んせぇな」という方言を使う地域をまとめてみました。

 

  • 豊岡市市街     「きんせぇな」「きねぇな」
  • 豊岡市日高     「きんせぇ」「きてーな」
  • 養父市八鹿(ようか)「きんせぇな」「きておくれぇよ」「きねぇよ」
  • 香美町村岡     「きんせぇ」「きんされな」(年配の方)
  • 養父市関宮     「きんせぇ」「きんせぇな」
  • 朝来市       「きんせぇな」「きねぇな」「きとくれぇな」

 

このような結果になりました。

知名だけでは、分かりにくいですが、旧豊岡市を中心とした但馬のほぼ中央部の

地域で使われているようです。

下図で赤く囲まれた地域が「きんせぇ」「きんせぇな」という方言を

使う地域だということが分かりました。

 

 

 

 

他の地域は何と言うのでしょうか?

 

今回、調査をしてみるにあたり、僕も初めて聞いた方言がいくつかありました。

その他の地域の「来てくださいね」をご紹介します。

 

  • 新温泉町諸寄(もろよせ)「きてつかあせぇ」(年配の方)
  • 新温泉町浜坂      「きてくんなれや」「こいな」「こいや」
  • 香美町香住       「きねぇ」「きねぇな」
  • 竹野町三原       「きにぇ」「きねぇ」「きておくれんせぇ」
  • 香美町柤岡(けびおか) 「よりんせぇ」「こいや」
  • 城崎温泉街       「きてぇよ」「きてくんなはれ」(年配の方)
  • 香美町小代(おじろ)  「きんされ」「きんされや」「きてくれんされ」
  • 豊岡市出石       「きんちゃい」「きにゃあ」(主に男性が使う)「きんちゃあ」(主に女性が使う)
  • 新温泉町湯村      「きんさい」「きんさいな」
  • 豊岡市但東(たんとう) 「きないよ」「きないなぁ」

 

調査してみて、これ程多様な言葉があるとは思いもしませんでした。

この言葉全てが、同じ場面、状況下で使われるというわけではなく、

年配の方しか話さない言葉や話す相手によってあまり使えない言葉も

あるようです。

 

但馬ふるさとづくり協会に問い合わせてみる

 

写真の看板は、豊岡市に拠点をおく「但馬ふるさとづくり協会」が

設置されています。

「来んせぇな」という方言をなぜ選ばれたかを直接、聞いてみました。

 

但馬の経済の中心地は、豊岡市であり、「但馬ふるさとづくり協会」の事務所も

豊岡市役所内にあります。

豊岡市内で多く使われ、かつ但馬の他の地域でも比較的多く使われている

「来んせぇな」という方言を使用しています。

 

というお答えを頂きました。ありがとうございました。

兵庫県北部の但馬地方は、「来てくださいね」という言葉一つとっても

多種多様な方言があり、その町その地域に独自の文化がある、ということが

改めてわかりました。

その中で一つの方言に絞るなら、ということで、使われる範囲が

最も広く、かつ最も多くの方が使われているであろう「来んせぇな」という

方言が採用されたようです。

なお、各地域の方言については、但馬に住まれる方々に確認しただけであり、

正確な統計をとったわけではありません。

地域ごとによる方言につきましては、

 

 

 

 

※諸説あり

 

 

 

 

ですので、方言についての情報がありましたら、ご一報よろしくお願いします。

 

 

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