但馬(たじま)の魅力を伝えたいまる屋若旦那、藤原啓太のブログです!

新温泉町田君川のバイカモ群生地の様子が今年は違うようです

2017/06/28
 
この記事を書いている人 - WRITER -
香美町の海側(香住)出身まる屋若旦那、藤原啓太です 10年間の大阪生活を終え、2016年6月より、 地元へ帰って参りました 兵庫県北部の但馬(たじま)地方は、東京都と 同じくらいの面積がある広大な田舎です! 豊岡市の城崎温泉や出石城下町、神鍋高原、朝来市の 竹田城跡に生野銀山、養父市の天滝や氷ノ山、そして 美方郡の余部橋梁、湯村温泉、漁師町 JRの列車が一時間に一本だったり、夜間に車で走ると 鹿やタヌキが飛び出してきたりと、多少不便なことも あるけども、ええとこが沢山あります! そんな但馬の魅力を日々、感じまくっております^^ マラソンが好きです! 香住・ジオパークフルマラソン みかた残酷マラソン、 大阪マラソン2015、淀川マラソンに出場経験有り 走るのは速くない。でも走るのは好き! 日本酒が好きです! 但馬(たじま)の地酒、蔵ごとに 個性があっておもしろい! 香住鶴→ちょっと甘めでスイスイ飲める 此の友→すっきりキレイ系からしっかり系 銀 海→落ち着いた味わいやキリッと感 竹 泉→旨味しっかりで燗酒向き 個性豊かな日本酒をまる屋で楽しんでください!

こんばんは。光と海と風を感じる海辺の小さな宿まる屋若大将、藤原啓太です。

先月、香美町の隣町、新温泉町の浜坂地区へ行ってきました。

この地区を南北に流れる岸田川の支流に「田君(たきみ)川」という

小さな川があります。

この川には、5~8月にかけてバイカモ(梅花藻)が水面いっぱいに咲き誇ります。

 

《田君川のバイカモ》

 

バイカモはキンポウゲ科の水生植物で、川底に群生し川の流れにそうように育つ

多年草です。

北海道や本州の水路、河川などに生息し、九州や朝鮮半島にも見られるそうです。

年を通して15度前後の冷水を好むため、河川の上流などの冷涼な環境が主な生息地域です。

しかし、田君川のバイカモ群生地は、河口から約4km、標高わずか10数mの水域です。

更にこの辺りには、浜坂温泉や七釜温泉の泉源があります。

このような地域条件でバイカモの群生地が見られることは、

世界的に見ても、学術的に見ても極めて珍しくたいへん貴重とされています。

先月、バイカモ公園に行ってみてこの公園が、多くの方々によって守られて

いるということを改めて気が付きました。

 

 

《バイカモを取り戻すために》

 

平成8年にバイカモの復元のため、兵庫県が河川環境整備事業に取り組まれるまでは

田君川は葦(あし)が一面に生え、バイカモの繁殖を抑制していました。

葦を取り除く工事をキッカケに流域の住民の方々が「田君川バイカモ保存会」を

発足され、絶滅寸前だったバイカモの保護活動がスタートしました。

保護活動の様子やバイカモを後世に残す取り組みの様子は、田君川のバイカモ公園で

見ることができます。

 

 

 

訪れた時は、時期的にバイカモは咲いていなかったのですが、キレイな川を見ることができました。

水面いっぱいに咲くバイカモを見ることを楽しみにしていました。

 

 

《浜坂観光協会からのお知らせ》

 

先日、浜坂観光協会から「田君川バイカモ祭り中止のお知らせ」がありました。

6月の第一日曜日に開催される予定のバイカモ祭りが中止となったそうです。

理由は、バイカモの群生地に変化があったから。

今年はバイカモの根が育たたなかったうえに、1月、2月に降った数年ぶりの

大雪の影響で、多量の雪解け水により群生していたバイカモが流されてしまいました。

水面いっぱいに咲くバイカモが見られないことは、とても残念です。

大雪も雪解け水も自然のことですので、仕方がないことなのですが、

一番残念に思われているのはバイカモの保存に尽力された「田君川バイカモ保存会」の方々。

とても辛い現状だと思います。

HPには、こう続けられていました。

 

バイカモ公園から下流500mにかけて流されたバイカモが所々に点在しています。

少し散策されてバイカモをご覧いただければと思います。(浜坂観光協会ブログより)

 

流されたバイカモは、その場所でたくましく花を咲かせている、とのこと。

バイカモはなくなったわけではなく、少し川の状態が変わったということです。

一面とはいきませんが、バイカモはしっかりと咲いているようです。

 

 

近々、バイカモの様子を見に、田君川へ行こうと思います。

 

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
まる屋若大将SNSです
フォロー、いいねよろしくお願いします
↓↓↓↓↓
まる屋Facebookページ

http://www.facebook.com/maruya.shibayama/
まる屋の近況報告やブログ更新、但馬の

今をお伝えしています!

いいね!お願いします!
まる屋若大将Instagram@keita_maruya
http://www.instagram.com/keita_maruya/

田舎だからこそ、但馬だからこそある

何気ない風景を1日1枚毎日更新して

います。

雄大な自然の風景や、但馬の人にしか

わからないローカルな風景、ある人に

とっては新鮮な風景を日々取り上げて

います。

ご旅行の参考して頂ければ嬉しいです^^

まる屋若大将Twitter@keita_maruya

http://twitter.com/keita_maruya?s=03

但馬(たじま)の魅力を伝えたい若大将です。

日々のちょっとしたこと、つぶやいて

います。

Instagramの #但馬の風景 を少しだけ

解説したりしています。

フォローよろしくどうぞ~!

 


この記事を書いている人 - WRITER -
香美町の海側(香住)出身まる屋若旦那、藤原啓太です 10年間の大阪生活を終え、2016年6月より、 地元へ帰って参りました 兵庫県北部の但馬(たじま)地方は、東京都と 同じくらいの面積がある広大な田舎です! 豊岡市の城崎温泉や出石城下町、神鍋高原、朝来市の 竹田城跡に生野銀山、養父市の天滝や氷ノ山、そして 美方郡の余部橋梁、湯村温泉、漁師町 JRの列車が一時間に一本だったり、夜間に車で走ると 鹿やタヌキが飛び出してきたりと、多少不便なことも あるけども、ええとこが沢山あります! そんな但馬の魅力を日々、感じまくっております^^ マラソンが好きです! 香住・ジオパークフルマラソン みかた残酷マラソン、 大阪マラソン2015、淀川マラソンに出場経験有り 走るのは速くない。でも走るのは好き! 日本酒が好きです! 但馬(たじま)の地酒、蔵ごとに 個性があっておもしろい! 香住鶴→ちょっと甘めでスイスイ飲める 此の友→すっきりキレイ系からしっかり系 銀 海→落ち着いた味わいやキリッと感 竹 泉→旨味しっかりで燗酒向き 個性豊かな日本酒をまる屋で楽しんでください!

Copyright© まる屋通信 , 2017 All Rights Reserved.