但馬の海と大地の恵、但馬魚醤を使った味付けのり「むかし海苔」
おはようございます。光と海と風を感じる海辺の宿まる屋若大将、藤原啓太です。
先日、参加させて頂いたうへ山の棚田の田植え。
その様子を紹介したブログで見てくれた友人が「棚田のことを初めて知った」と
言ってくれました。
僕が棚田に行ったことにより、そのことをブログに書いたことにより
棚田の存在を知ってくれたことは、とても嬉しかったです。
こんなふうにして、まずは、僕のことを知っている人たちに但馬のことをもっと
伝えていけたらないいなぁと思います。
目次
《むかし海苔》
昨年、但馬漁業協同組合と養父市にあります大徳醤油さんが協同で製造された
調味料が発売されました。
但馬魚醤 まるごと魚お醤油 但馬一滴
これは「かに魚醤」
一般的な魚醤とは異なり、原料となる魚介類カニ、エビ、ノドグロ、ハタハタ、
ドギに国産の大豆、小麦、塩を加えて発酵、熟成させたものです。
昨年行われた試食会の様子はコチラから。
昨日は、その魚醤を使用して作られた味付け海苔をご紹介して頂きました。
海苔の原料は、兵庫県瀬戸内海産の初摘みのものを使用しています。
余計な添加物は何も入っていない、昔ながらの味付け海苔です。
但馬漁協では、現在、魚醤を使った製品を積極的にPRされています。
味付け海苔の他に、但馬漁協香住支所の遊魚館では、かにの魚醤を使った
「かにしょゆとクリーム」や朝来市のあいす工房らいらっくさんと
共同製造された「KaniKaniGelato」を販売されています。
魚醤も販売しています
打ち合わせの時に、「なぜここまで魚醤商品に力を入れられるのか」
聞いてみました。
《いつまでも漁師の町であるために》
水産庁が発表する平成28年漁業・養殖業生産統計によると、
海面漁業の漁獲量は321万6,800tで、真イワシ等が増加したものの、
前年に比べて33万3,200t減少したそうです。
更に、平成28年漁業就業動向調査によると、漁業就業者数は16万20人で、
前年に比べ6,590人減少しています。漁業就業者数を年齢階層別にみると、
全ての階層で前年に比べ減少しているそうです。
全国的にみても漁業を取り巻く環境は良い状態とは言えません。
但馬地方も例外ではなく、魚介類の水揚げ量、漁業就業者数は減っているそうです。
但馬漁業協同組合としては、より多くの水揚げ量を望んではいますが、高額な価格で
取り引きされる海産物がたくさんある反面、サイズが小さかったり形がよくないこと
から、適正な価格での取り引きが難しいものの存在をなんとかしたいと考えられていました。
形が不ぞろいでも、小さくても全て漁師さんが獲って来てくれた日本海の恵には
変わりありません。
そこで取り組まれたことが魚醤の開発です。
魚醤の原材料として今までは適正な価格での取り引きが難しかった魚介を
使うことで、新しい付加価値を加え、製造、販売すること。
そうすることで、漁師さんの想いも報われるのではないか、そして、漁業就業者数
減少に何らかの影響を与えてくれるのではないか。
そんな想いで魚醤や魚醤商品の販売に力を入れている、と但馬漁協統括本部の
藤原さんはおっしゃられていました。
香住は「かにの町」である以前に「漁師の町」なのですから。
《販売しています》
魚醤を使った味付け海苔「むかし海苔」は3種類あります。
それぞれ「カニ」、「エビ」、「ノドグロ」の魚醤を使用しています。
今後、お土産品としてまる屋で販売させて頂こうと検討中です。
むかし海苔は、現在、各漁協の直売所などで販売しています。
是非、お手にとってみてください。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
まる屋若大将SNSです
フォロー、いいねよろしくお願いします
↓↓↓↓↓
まる屋Facebookページ
http://www.facebook.com/maruya.shibayama/
まる屋の近況報告やブログ更新、但馬の
今をお伝えしています!
いいね!お願いします!
まる屋若大将Instagram@keita_maruya
http://www.instagram.com/keita_maruya/
田舎だからこそ、但馬だからこそある
何気ない風景を1日1枚毎日更新して
います。
雄大な自然の風景や、但馬の人にしか
わからないローカルな風景、ある人に
とっては新鮮な風景を日々取り上げて
います。
ご旅行の参考して頂ければ嬉しいです^^
まる屋若大将Twitter@keita_maruya
http://twitter.com/keita_maruya?s=03
但馬(たじま)の魅力を伝えたい若大将です。
日々のちょっとしたこと、つぶやいて
います。
Instagramの #但馬の風景 を少しだけ
解説したりしています。
フォローよろしくどうぞ~!