香美町を大大PR!「五感を満たす旅 香美町」
おはようございます。新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ観光産業の回復を目指し、香美町の魅力をよりよく知ってもらうため、「五感を満たす旅 香美町」というコンセプトでPR映像が制作されました。
「五感を満たす旅 香美町」~90秒フルバージョン
香美町の地域に根付いた産業や景勝地、香美町ならではの風景が「味」、「眺」、「響」、「香」、「癒」と題した5つの映像作品として公開されました。動画はYouTubeの香美町観光商工課(公式)アカウントより見ることができます。
様々なテーマに沿って制作された5つの作品。各映像作品について、香美町民の僕が解説してみたいと思います。
目次
「味」
田舎町の香美町が胸を張って誇れることの一つが、食材に恵まれていることです。そんな食の「味」がテーマになっています。動画のトップは香美町香住の「カニ」です。香住漁港で水揚げ、選別、競りにかけられている松葉ガニの映像から始まりました。続いては、村岡のお米。町内でも特に品質が高く評価されている村岡は、但馬を代表する米どころです。香美町の酒蔵、香住鶴が醸す日本酒。
地域の食材はその地域で造られるお酒と共に。そして、伝統的な製法で作られる味噌。香住の米地(めじ)地区で作られる米地味噌、村岡の矢田川味噌は昔ながらの手作業で作られる美味しいお味噌です。香美町の秋の味覚の一つ、梨。なつしずく、二十世紀梨、新高(にいたか)梨、新興(しんこう)梨。梨と一言でくくっても品種は様々。甘みや瑞々しさを是非味わってください。
純血の血統を守り続けている兵庫県産の黒毛和牛種、但馬牛(たじまうし)。現在の但馬牛は、香美町小代で生まれ育った田尻号の子孫。その美味しさ、肉質の良さは世界で認められています。
「眺」
日本の棚田百選の一つ小代のうへ山の棚田、世界最大級の黄金大仏 村岡の但馬大佛 長楽寺、山陰海岸ジオパーク 美しいリアス式海岸の香住海岸。町内には様々な「眺」めがあります。祈願岩「かえる島」から日本の夕陽百選に選ばれた夕陽、香住漁港。山々に囲まれた小代の町並み、コンクリート製の橋へ架け替えられた余部橋梁。ドローンで撮影された普段は見られない景色も見所です。
「響」
地域を賑わす「響」の映像は、夏ごろに見られるイカ釣り漁船の漁火と星空から始まります。香美町小代、吉滝から流れ出る清らかな水の音。その水は川へながれ、そして日本海へ。早朝に鳴り響く鐘の音は競りの合図。漁師町の営みの「響」です。
香美町を横断する山陰本線は「電車」ではなく「気動車」。ガタンゴトンと鳴り「響」く列車の音も地域を賑わす音の一つ。風の音、岩に打ち付ける波の音。いつも当たり前に聞こえる音が誰かにとっては、非日常の「響」なのかもしれません。
「香」
映像では「香」は表現できません。どんな「香」がしているのでしょうか。香住海岸、砂浜、しおかぜ香苑、漁港、岸壁に打ち寄せる波、川の流れ、棚田、かつらの千年水。想像してみてください。そして、是非その地に訪れて確かめてみてくださいね。
「癒」
「ウラミ(裏見)の滝」とも呼ばれる香美町小代の吉滝。滝から流れ出た水は矢田川を流れ村岡へ。バウムクーヘンのような建物の木の殿堂。木のぬくもりに「癒」されます。香住の矢田川温泉、亀居山大乗寺。円山応挙とその弟子たちが描いた襖絵、訪れた際は是非お話を伺いながら歴史に触れて頂きたいですね。
水平線、港、出港する漁船。海を見慣れない方は、その景色を見るだけで「癒」されるといいます。
小代、村岡、香住の3つの地域から成る香美町。どの地域にも様々な良さがあります。今回のこの動画で、その良さを1つでも知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
「五感を満たす旅 香美町」へ、是非、旅してみてくださいね^^