香美町の隠れた逸品「御崎の山椒」の収穫が始まりました
おはようございます。太平洋側の地域から比べるとやや遅れて開花する兵庫県北部の桜もピークを過ぎ、はらはらと散っていきました。いつまでも満開の姿を観たいものですが、季節は移ろいでいきますね。
春の暖かさ、日によっては夏のような暑さになることもあり、港ではホタルイカやハタハタ、アナゴなどが水揚げされ、山々では山菜や筍などが収穫されています。春の食材の中でも主役、、、というわけではないですが、無くてはならない存在なのが「木の芽」(葉山椒)。
市場には通年出回るものですが、春の時期には特に、お料理に添えたり、木の芽味噌を作ったりと需要が高まります。実は香美町が「木の芽」の生産地の一つということをご存じでしょうか。余部橋梁があります余部地区からさらに海岸沿いを進むと見えてくる御崎(みさき)地区。海面から光源までの高さ日本一を誇る「余部埼灯台」がある地域です。
「壇ノ浦の戦いに負けた平家の残党が流れ着いた土地」とされ平家の落人伝説が残るこの地域で「御崎の山椒」は栽培されています。
古来より作り続けられ、但馬の在来種作物の一つとして挙げられる「御崎の山椒」。昨年もお邪魔した農家さんを先日お訪ねすると、今年も葉山椒の収穫が始まっていました。古くはもともと周囲の山々に自生していた山椒を、苗を作り畑に植えるようになったそうです。その風味には野性味を感じます。
葉山椒が出始める時期のわずかな期間だけ収穫できる「花山椒」を今年も収穫させていただきました。
昨年もお世話なった山椒農家さんへ🌿
余部埼灯台、その道中の桜が見事でした☺️🌸
#御崎の山椒
#余部埼灯台 pic.twitter.com/ImfowLXk8f— 藤原啓太 お宿まる屋若旦那☆体験型宿泊プラン始めます (@keita_maruya) April 11, 2022
春のお料理の中で使用します。葉山椒もたくさん仕入れたので、木の芽味噌も仕込んでいこうと思います。
海の食材も山の食材も、季節は「春」へと変わっていっています。現在受付中の「海プラン」、「但馬の春を味わうプラン」にて春の食材をふんだんに使ったお料理をご用意させていただいています。また、レストラン桜桃でのお食事利用もできますので、お泊りではなく日帰りで、また、城崎温泉や湯村温泉で一泊した翌日のお昼の食事に、ぜひご利用ください。
ご予約お待ちしております。
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