全国新酒鑑評会への旅 後編

      2017/05/28

こんばんは。光と海と風を感じる海辺の小さな宿まる屋若大将、藤原啓太です。

5月24日広島県東広島市西条で開催された、第105回

全国新酒鑑評会に参加するため、23日の夜に但馬を出発しました。

深夜高速バスへの乗り継ぎで訪れた大阪にて、まさかの出会いがあり

楽しい夜を過ごした後、東広島市へ向かいました。

 

 

《酒都・西条》

 

23日の午後11時に大阪を出発したバスは、24日の午前5時に

東広島市西条へ到着しました。

この日は、全国的に雨降りの1日。

しばらく、駅構内をウロウロしていると、あることに気が付きました。

構内あちこちにある酒に関する看板やイベントのお知らせ。

西条は「酒」を全面的に押し出し、PRされていました。

JR西条駅北側には、酒の神様が奉られている松尾神社があります。日本三大酒神の一つ京都の

松尾神社より分霊を受けて御建神社境内に建立されています。

酒造りが始まる11月には、西条酒造協会の酒造祈願祭が行われるそうです。

更に駅周辺、徒歩圏内の場所に酒蔵が7蔵もありました。

以前はもっと蔵数があったそうですが、それでも蔵の密集具合に驚きました。

 

 

 

《掛井酒店》

 

西条の街を一歩きしたところで、今回、鑑評会参加の機会を頂いた

掛井さんがおられる掛井酒店へ伺いました。

店中ところ狭しと並べられた日本酒の数々!

比較的、西条の酒蔵以外の日本酒が多く並べられています。

 

 

これだけ酒蔵が密集している地域なので、西条の酒を求められる方は

直接酒蔵で買われるのだそうです。買う方としても、その酒が造られた蔵で

買えるのならその場の雰囲気も味わいたいですもんね。

西条の酒が全くないわけではなく、酒蔵にはない限定商品を主に置かれています。

 

全国新酒鑑評会

 

そして、掛井さんのご好意により会場まで送って頂き(本当にありがとうございました)

鑑評会会場へ到着しました。

想像以上の大きな会場に驚き、そして中に入ると想像以上の数の人々がおられて、

更に驚きました。

 

 

 

会場は、吟醸酒の甘い香りが^^;

出品酒は、地域別国税局別に並べられています。

各酒は蛇の目の利き猪口に入れられているので、そこから自分のカップにスポイトで

うつし、利いていきます。

酒はもちろん飲んでもいいのですが、口に含んでから吐き出すのが基本。

でなければ、よほどの酒豪ではない限り正しい判断ができませんから。

最初は、兵庫県を管轄する大阪国税局管内酒から行ってみました。

 

 

但馬からは、朝来市にあります此の友酒造さんの大吟醸が出品されています。

今年で4年連続で金賞を受賞されました。おめでとうございます。

関西の酒蔵に続いては、新潟県、福島県、そして広島県で開催されているので

中国地方の出品酒も利いてみました。

全ての出品酒を利くことはできませんでしたが、ある程度の酒を利いてみて、

「YK-35」ではないんだ、と感じました。

Y=山田錦、K=協会9号酵母、35=精米歩合35%という意味で、鑑評会で

金賞を取るための条件のようなものです。

酒米は、依然、山田錦を使われている酒が圧倒的に多いですが、県や蔵によっては

山田錦以外の酒米、県産の酒米を使って酒造りをされている蔵がありました。

協会9号酵母とは、「香露」を醸す熊本県酒造研究所で発見されたもので、

華やかな香りが出やすく吟醸酒造りに向いていますが、現在の出品酒には

ほとんど使われていませんでした。

酵母も各蔵が独自性を出す要素となっています。

精米歩合も、35%だけではなく、38%、40%といった酒もみられました。

出品酒の多くは、華やかな香りを出すために醸造アルコールを加えた

吟醸酒か大吟醸酒ですが、中には純米酒を出品されている蔵もあり、僅かですが

金賞を取られた酒もありました。

 

《鑑評会の意味》

 

鑑評会に出品されるほぼ全ての酒に共通する特徴は、香りと甘味です。

その2点がこの会で評価されるポイントとなるそうです。

酒の色が少し黄色がかっていて米の旨みがしっかりしたキレのある酒は

この場では、あまり評価されません。

その酒が不味いかというと、そうではなく、あくまでこの鑑評会の定める

基準にはそぐわないということです。

そして、鑑評会で金賞を取った酒が100人中100人の日本酒好きを

満足させられるかというと、これもまた違います。

香りが華やかな酒が好きな人もあれば、熟成感のある酒が好きな人もいます。

酒は嗜好品ですので、鑑評会が全ての基準になるわけではなく、あくまで酒を

選ぶ1つの目安としてとらえた方がいいと思います。

鑑評会の評価は人それぞれですが、鑑評会で一本の酒が金賞を取るということは、

その酒の造りに関わった全ての方々にとってとても名誉なことであり、

誇りに思われることです。

会に参加されていた此の友酒造の山内さんとお話しさせて頂き、

そのように感じました。

 

 

 

あと、もう一つ感じたこと。

 

 

 

 

 

 

僕は、やっぱり米の旨みがしっかりと感じられる味わい深い酒が好きだーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

たまには華やか系もいいですが、しみじみと旨い酒を料理と一緒に

飲むことが本当に好きだとわかりました。

華やかな香りの酒ばかりは、正直、飲み疲れてしまいますね(笑)

鑑評会会場を後にしてから、もう一度掛井酒店へ。

会の感想や、試飲した酒の話などをしながら西条の酒を購入させて頂きました。

今回、鑑評会に参加するにあたり、掛井さんには本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

 

 

 

日本が世界に誇る日本酒の奥深さを改めて感じた旅となりました。

日本酒が好きでよかった。

 

 

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