今シーズンの松葉がに漁無事に終了!ありがとうございました
こんにちは。光と海と風を感じる海辺の小さな宿まる屋若大将、藤原啓太です。
昨日3月21日は春分の日。春の陽気はそこまで来ていたはずなのですが、全国各地で積雪があるほど寒い一日となりました。兵庫県北部の但馬地方でも一部の地域で積雪があったとか。そんな中、柴山漁港では今シーズン最後の松葉がにの競りが行われました。最終日ということもあり地元の新聞記者の方が取材に来られていました。
おはようございます
#柴山漁港 でのかにの競り最終日は #大仁丸 1隻
最後の競りということで地元新聞記者の方が取材に来られていました pic.twitter.com/RDk5feq7pg— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2018年3月20日
地元の方にとってはお馴染みの記者。市場関係者の方々からアドバイスを頂きつつ、競りの様子を撮られていました。
目次
今シーズンのかに漁終了
2017年11月6日より始まりました松葉がに漁。僕にとっては2回目のかにシーズンでした。今回は大将と一緒に競りに立つ機会も増え、少しだけではありますがかにを競り落としました。1シーズン参加したからといってもまだまだ慣れません^^;勉強あるのみっす(笑)
かにの漁期終了以降柴山漁港では、魚やエビが中心となって水揚げされます。ハタハタやホタルイカ、カレイ、ノドグロ、アナゴ、赤エビ、白エビなどなど。4月以降もかにの時期とはまた違った海の幸が楽しめます。
柴山漁港の競り
11月から行われたかにの競り。解禁日には初競りまつりが開催され、仲買人や漁業関係者の他にも観光客やメディア関係者の方々で大いに賑わいました。
11月中旬から下旬にかけて好天が続き、安定した水揚げを続けていましたが今年は12月に入ってすぐに雪が降るという珍しい季節。天候に左右される漁業。雪が降り、海が時化(しけ)ては漁に出ることができません。中小型の漁船が出られない天候でも大型漁船は海に出ることはできますが、柴山漁港のかにの相場に影響が出ていました。
おはようございます
今朝の #柴山漁港 は3隻の入港船がありました
今日はイイ天気の #香美町 ですが、明日からは雨の予報
海上の波も穏やかではなくなるようです(>_<) pic.twitter.com/5rFpll0CcA— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2017年11月13日
おはようございます
今朝の #柴山漁港 は3隻の入港船がありました
かに漁は、獲れるだけ獲っていいわけではなく、漁獲量と資源保護のバランスが取れるように一航海に漁獲できる上限が決まっています pic.twitter.com/IH2ctL6teZ— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2017年12月3日
おはようございます
昨晩から降り始めた雪は道路には積もりませんでしたが、山がうっすら白くなりました
今朝の #柴山漁港 の競りは、雪が降る中行われました pic.twitter.com/p688KNmHHA— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2017年12月6日
12月から雪が降ること自体がここ最近では珍しい事。しかし、今シーズンは予想をしのぐ勢いで雪が降りました。全国的なニュースでは「兵庫県北部(主に豊岡市)は雪」という予報をされますが、今年の雪は違いました。香美町の海側(旧香住町)や新温泉町浜坂地区、豊岡市の日本海沿岸部に集中的に降る雪だったのです。地元では「浜雪」と呼んでいます。
隣町の #豊岡市 までは車で30分ちょい
但馬内とはいえ、天気がこうも違うかと
日本海側ドンドン雪が積もります(^^;) pic.twitter.com/fByse4yljC— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2018年1月29日
但馬地方の南部も多少積雪はあったものの日本海沿岸部と比べると少なかったようです。日によってはまる屋周辺には雪があっても豊岡市や朝来市の平野部では雪がないという状況もありました。
かにの甲羅についてる黒い粒は #カニビル の卵
この卵が多く付いてる方が良いかにとよく言われますが、実は一概にそうではありません
卵は簡単に取れてしまいますし、卵が多く付いてるからといって甲羅が固い(=状態が良い)わけでもありません^^;
付いてなくても良いかには良いのです pic.twitter.com/7HPPNuJpW7— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2017年12月6日
おはようございます
今朝は但馬内で唯一、 #柴山漁港 だけかにの水揚げがありました
中小型漁船では荒れている日本海に出ることができません
大型漁船が所属する柴山漁港の入港船は3隻、高値での競りとなりました pic.twitter.com/mHgpud0s82— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2017年12月14日
おはようございます
#柴山漁港 で水揚げされるかには、全てが生きたまま競りにかけられるわけではありません
丸のまま冷凍されたかにや船内で加工され冷凍されたかにも並びます pic.twitter.com/M53MqDWMW8— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2017年12月19日
おはようございます
#柴山漁港 、今日は7隻の入港船
セコガニの姿はありませんが、今日も沢山の柴山がにが水揚げされています pic.twitter.com/6D3vmu4cbN— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2018年1月8日
おはようございます
昨日の積雪無しからのこの景色
#香美町 海側、一晩でかなり降りました25cmはありそうです(;゚д゚)
但馬地方へお越しの方はお気を付けください!
今日もよろしくお願いします pic.twitter.com/mcsqSsjnXM— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2018年1月10日
日本海側が雪となると海の状況も思わしくなく、柴山漁港に所属する大型漁船も漁にでることができません。年末年始にかけて競り値が高くなる状況が年が明けて同じようにもう一度起きており、水産加工会社や宿泊施設は大変だったかと思います。今年の雪は本当にすごかったです(>_<)
おはようございます
豪雪地帯の #香美町 海側です
地元に長年住まれている方もこの雪の降り方には驚くばかり
今年の寒波マジで容赦ないです
除雪開始!!
今日もよろしくお願いします
#但馬の風景 https://t.co/mJncOmybVT pic.twitter.com/rVcdsJSzP9— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい若大将 (@keita_maruya) 2018年2月4日
まる屋は24日まで
今シーズンも沢山のお客様にまる屋へお越し頂きました。ありがとうございました。かにの美味しさに皆さん本当に感動して頂き、喜んでおられました。こうしてお客様に満足して頂けるのも柴山漁港でかにが水揚げされるから。漁師さんが船に乗りかにを獲ってきてくれるから。そして、漁師さんのご家族や地元の方々が水揚げ作業、選別作業をしてくれるから。その過程があってこそ、最高の状態でお客様にかにが提供できるのです。もう本当に感謝しかないですね。
今シーズンのまる屋の宿泊営業は24日まで。後少しですが、最後までしっかりと柴山漁港で水揚げされたかにをご用意してお待ちしています。