但馬(たじま)の魅力を伝えたいまる屋若旦那、藤原啓太のブログです!

鹿児島県の離島 徳之島の宮出珈琲園に行ってきました

 
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香美町の海側(香住)出身まる屋若旦那、藤原啓太です 10年間の大阪生活を終え、2016年6月より、 地元へ帰って参りました 兵庫県北部の但馬(たじま)地方は、東京都と 同じくらいの面積がある広大な田舎です! 豊岡市の城崎温泉や出石城下町、神鍋高原、朝来市の 竹田城跡に生野銀山、養父市の天滝や氷ノ山、そして 美方郡の余部橋梁、湯村温泉、漁師町 JRの列車が一時間に一本だったり、夜間に車で走ると 鹿やタヌキが飛び出してきたりと、多少不便なことも あるけども、ええとこが沢山あります! そんな但馬の魅力を日々、感じまくっております^^ マラソンが好きです! 香住・ジオパークフルマラソン みかた残酷マラソン、 大阪マラソン2015、淀川マラソンに出場経験有り 走るのは速くない。でも走るのは好き! 日本酒が好きです! 但馬(たじま)の地酒、蔵ごとに 個性があっておもしろい! 香住鶴→ちょっと甘めでスイスイ飲める 此の友→すっきりキレイ系からしっかり系 銀 海→落ち着いた味わいやキリッと感 竹 泉→旨味しっかりで燗酒向き 個性豊かな日本酒をまる屋で楽しんでください!

こんにちは。光と海と風を感じる海辺の小さな宿まる屋、藤原啓太です。

7月1日は香美町の各海水浴場で海開きの行事が行われました。利用者の方が安全に海のレジャーを楽しんで頂くため、また沢山の方に利用して頂けるよう祈願をして頂きました。

 

そんな中、僕は少しお休みを頂き、ある場所へ行ってきました。但馬から離れること約1200㎞、鹿児島県南部の奄美群島の一つ、徳之島です。僕がまだ大阪で働いていた頃にお世話になっていた方が徳之島へ移住され、ある事業に取り組まれています。

その姿を一目見たく、大阪の友人と徳之島への旅を計画し、行ってきました。

徳之島で国産コーヒーを

アフリカや中南米などの熱帯地域原産のコーヒーを日本で栽培する。それが徳之島へ移住された宮出さんが2007年から取り組まれていることです。一時、台風により大きな被害を受けてしまいましたが、少しずつ収穫ができるようになり、現在は地域おこし協力隊として徳之島へ移り住み、コーヒーを栽培されています。

コーヒー栽培だけでなくもう一つ宮出さんが取り組まれていることがあります。それは、コーヒーの果実や花、葉っぱを利用した製品作りです。本来、コーヒーを作るにはコーヒーの種子が必要になります。種子以外は製品としては使用しません。でも宮出さんは種子だけでなくそれ以外のものも利用したいと考えられました。

コーヒーの種子以外は捨てられている現状を変えるべく、その部分の利用方法を研究。そして、美味しく味わう方法にたどり着きました。コーヒー豆の収穫量を上げるよりも、種子以外にも利用価値を見出し、いずれ世界中のコーヒー生産者にこのノウハウをフィードバックしたい、と宮出さんは言います。そうすれば、生産者の収入が増え、安定した生活がおくれるのでは、と。

コーヒーの木を育てるために

徳之島は日本の中でもコーヒー栽培に適している場所ではありますが、この時期必ず台風がやってきます。強い雨風に対しどのようにしてコーヒーの木を守るのか、それは案内して頂いた農園に行くとわかりました。

車で細い山道を走り続け、農園に到着。そこは四方を森に囲まれた場所でした。

 

セミフォレスト農法と言って、森の中に植えることで強い雨風にも耐えうる環境となり、また、ある程度木陰を作ることで栽培に適した日照時間を得ているそうです。

森の中にある農園

コーヒーの木を育てるために、まず森を育てる。農園作りはできるだけ耕作放棄地を利用して行うそうです。実際に、コーヒーの木をまだ植えず、森を育てている段階の農園も見せて頂きました。

小さな実がコーヒーになる

徳之島の特産品を目指して

宮出さんが移住された徳之島伊仙町には、もう1人地域おこし協力隊の方がおられました。その方も大阪から徳之島へ移住。「徳之島の特産品の開発」という任務に向け、宮出珈琲園の製品作りや提供方法などを考えられています。

その一つがコーヒーの提供場所の運営。町に住む方が所有する空き家を利用し、小さなカフェのオープンを目指しています。お店作りを少しだけお手伝いしてきました。

カフェになる予定です^^

最初の作業は、屋根に上がって雨漏りの修繕。ちゃんとできてたか不安でしたが、この間、徳之島は雨だったようで「雨漏りなおってたよ!」とメッセージを頂いてホッとしました。お役に立ててよかったです^^

地域おこし協力隊としてコーヒー栽培の産業化、特産品化を目指し奮闘されているのですが、これは外からやってきた協力隊だけががんばっても地域に根付くのは難しいこと。地域の方々にも協力してもらう必要があります。今回の旅の中で島の方たちとも交流させて頂きました。田舎には新しいことや今までにないことを拒む傾向があります。もちろん徳之島も例外ではなく^^;でも、宮出さんの取り組みに対し、理解ある方がちゃんとおられて島の方々とも信頼を築いていかれてるなぁと感じました。宮出さんが妄想されているこれからの夢も沢山聞かせてもらいましたが、むちゃくちゃオモシロそうな夢ばっかり♪♪是非、実現してほしいです!!

コーヒーが好きな宮出さんだからこそできるコーヒー栽培を、その熱い想いに影響された方々と一緒にがんばって欲しい!徳之島から1200㎞離れた場所からこれからも応援しています^^

がんばってください!

 

 

 


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香美町の海側(香住)出身まる屋若旦那、藤原啓太です 10年間の大阪生活を終え、2016年6月より、 地元へ帰って参りました 兵庫県北部の但馬(たじま)地方は、東京都と 同じくらいの面積がある広大な田舎です! 豊岡市の城崎温泉や出石城下町、神鍋高原、朝来市の 竹田城跡に生野銀山、養父市の天滝や氷ノ山、そして 美方郡の余部橋梁、湯村温泉、漁師町 JRの列車が一時間に一本だったり、夜間に車で走ると 鹿やタヌキが飛び出してきたりと、多少不便なことも あるけども、ええとこが沢山あります! そんな但馬の魅力を日々、感じまくっております^^ マラソンが好きです! 香住・ジオパークフルマラソン みかた残酷マラソン、 大阪マラソン2015、淀川マラソンに出場経験有り 走るのは速くない。でも走るのは好き! 日本酒が好きです! 但馬(たじま)の地酒、蔵ごとに 個性があっておもしろい! 香住鶴→ちょっと甘めでスイスイ飲める 此の友→すっきりキレイ系からしっかり系 銀 海→落ち着いた味わいやキリッと感 竹 泉→旨味しっかりで燗酒向き 個性豊かな日本酒をまる屋で楽しんでください!

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