但馬(たじま)の魅力を伝えたいまる屋若旦那、藤原啓太のブログです!

但馬を代表する観光地!新温泉町 湯村温泉をご紹介します^^

2020/02/01
 
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香美町の海側(香住)出身まる屋若旦那、藤原啓太です 10年間の大阪生活を終え、2016年6月より、 地元へ帰って参りました 兵庫県北部の但馬(たじま)地方は、東京都と 同じくらいの面積がある広大な田舎です! 豊岡市の城崎温泉や出石城下町、神鍋高原、朝来市の 竹田城跡に生野銀山、養父市の天滝や氷ノ山、そして 美方郡の余部橋梁、湯村温泉、漁師町 JRの列車が一時間に一本だったり、夜間に車で走ると 鹿やタヌキが飛び出してきたりと、多少不便なことも あるけども、ええとこが沢山あります! そんな但馬の魅力を日々、感じまくっております^^ マラソンが好きです! 香住・ジオパークフルマラソン みかた残酷マラソン、 大阪マラソン2015、淀川マラソンに出場経験有り 走るのは速くない。でも走るのは好き! 日本酒が好きです! 但馬(たじま)の地酒、蔵ごとに 個性があっておもしろい! 香住鶴→ちょっと甘めでスイスイ飲める 此の友→すっきりキレイ系からしっかり系 銀 海→落ち着いた味わいやキリッと感 竹 泉→旨味しっかりで燗酒向き 個性豊かな日本酒をまる屋で楽しんでください!

おはようございます。香住・ジオパークフルマラソンにエントリーしたけど最近全然走ってません、藤原啓太です。そろそろ練習していかないとマズイよなぁ。がんばろ(笑)

兵庫県北部、但馬地方には沢山の温泉が湧き出ています。中でも城崎温泉と湯村温泉は二大観光温泉地として国内外の方に人気です。どちらも歴史がある温泉郷、それぞれに特徴がある観光地です。但馬が好きすぎてたまらない但馬観光PR大使(自称)の僕が、二大温泉地の一つ、湯村温泉についてご紹介したいと思います!

城崎温泉と湯村温泉

湯村温泉をご紹介するにあたり、まずは城崎温泉と比較して二つの温泉地はどのような特徴があるかを比べてみましょう。

豊岡市円山川の近くに位置する城崎温泉。古くから多くの文豪が湯治に訪れた観光地で、温泉街を流れる大谿川沿いに旅館や商店などが立ち並びます。「浴衣の似合う町 城崎温泉」と言うように、旅行で訪れた方々は浴衣姿でそぞろ歩きをしながら風情ある町並みを楽しまれています。温泉街は歩いて巡るのにちょうどいいコンパクト感がありますね。また、城崎温泉全体を一つの旅館に見立て、駅は玄関、大通りは廊下、各旅館は寛いでいただく客室、飲食店は食事処という風に町全体でお客様をおもてなしするという温かい心が詰まっています。

一方、湯村温泉は。城崎温泉のおもてなしとは少し違っているように思います。

京阪神から湯村温泉へ行くためには国道9号線を北上して向かいます。山を越えると見えてくる温泉街、そこが湯村温泉です。98度の源泉が湧く荒湯周辺はお土産屋さんや飲食店などが立ち並びます。観光地と呼べる部分は荒湯周辺くらいで、城崎温泉の温泉街より、更にギュギュッとエリアを凝縮した感じ。観光で来られた方が町歩きできる範囲が少し狭い、という印象です。そして温泉街にある旅館は、大きな建物の宿が多く立ち並びます。城崎温泉とはちょっと雰囲気が違いますね。

城崎温泉と湯村温泉、それぞれの特徴には、こんな理由があると僕は思います。

観光地エリアの規模の違いについては、湯村温泉周辺は城崎温泉以上に山々に囲まれているという地理的な要因が関係していると思います。ギュッとまとまった感は、町の広さにも関係してくるのかな、と。そしてもう一つ宿泊施設の建物について。両温泉地共、雪が降るエリアにあります。しかし、どちらかと言うと山深い地域にある湯村温泉の方が多く降ります。雪が降る町並みを散策、というのも雰囲気があってすごくいいのですが・・・、雪の降り方にも限度がありますよね(^_^;)

お越し頂いたお客様に極寒の猛吹雪の中「では町を散策されては。」という提案は。。。ちょっと難しいですよねぇ(笑)

でもせっかく旅行に来られたお客さんは、お土産屋さんや食事の後にちょっとお店に行きたいはず。極寒の外に出ずにお客さんに満足して頂くにはどうしたらいいか、と考えられた結果、旅館の中にそれらの施設を作られたんですね。宿の外に出なくてもいいようにと。これは、豪雪地域であった湯村温泉ならではの考え方だと思います。結果、旅館としての建物が大きくなり、お客さんをお迎えするようになりました。城崎温泉のおもてなしとは少し違う部分はありますが、その根底には「お客さんに満足して過ごして頂きたい」という温かい心がある、と僕は思っています。

湯村温泉は昔行ったことがあるよ

という方、是非もう一度湯村温泉へ訪れてみてください(^^)いろんな意味で昔とは大きく、華麗に、変化し続けているんです!

湯村温泉と言えば、、、荒湯、ゆで卵、夢千代日記というのが主なイメージかなと思います。荒湯でゆで卵を作るのは定番ですよね。夢千代日記、というのは吉永小百合さん主演で1981年にNHKのテレビドラマ、1985年には映画となった作品です。このロケ地となったのが、当時 温泉町だった湯村温泉でした。その時の記念碑が今も湯村温泉街に残されています。

夢千代日記

NHKアーカイブス NHK名作座「夢千代日記」

テレビドラマや映画のロケ地、しかも吉永小百合さんや樹木希林さん、北大路欣也さんなど人気役者さんが出演されている作品です。湯村温泉の知名度は急上昇!それはそれは沢山の方々が訪れました。

・・・、しーかーし!!!

映画が公開されたのが、1985年。今から30年以上前の話です。僕も作品は観たことがなく、親世代の方に話を聞くぐらい(^◇^;)僕よりも若い世代になると、、、。

もちろん、作品は素晴らしいもので、そのロケ地になったということはスゴイことだと思います!!!でも、それだけでは、若い世代に向けて湯村温泉の魅力を伝えることにはつながらないのでは、と湯村温泉の方々は考えられました。そこで発足したのが、

温泉むすめプロジェクト

ご存じですか?全国各地の温泉地の特徴をイメージした美少女キャラクター、温泉むすめがいることを!(*≧∀≦*)

温泉♨むすめ

温泉むすめは、その世界観の中でアイドル活動をしており、各キャラクターを演じる声優さんがリアルの世界でアイドル活動をされているのです。温泉むすめプロジェクトとは、音楽活動やトークショーなどのリアルイベントをその地域で開催することにより、旅離れと言われる若い世代やクールジャパンコンテンツ(ココではアニメキャラクター)を好む海外のお客様に対して、地域の魅力を伝えることを目的とした取り組みなのです!!

湯村温泉には「湯村千代(ゆむらちよ)」というキャラクターがいます。

そう、夢千代日記の夢千代がネーミングの由来になっています。湯村温泉が夢千代日記という作品にゆかりがある場所だということ、まずは知ってもらえるきっかけになってますよね。

荒湯で作る絶品スイーツ

98度の源泉、荒湯で作るゆで卵は定番中の定番。お湯につけること約10分。美味しいゆで卵ができあがります!ここ最近、荒湯で作るスイーツが話題になっています。昨年12月にはテレビ番組にも取り上げられたとか。

そのスイーツとは、荒湯で生キャラメルができるんです!生キャラメルはいろいろと作り方があるみたいですが、一手間、二手間と手がかかるようです。しかし、荒湯で作る生キャラメルは練乳缶を缶ごと荒湯につけるだけ(笑)めちゃ簡単♪ただ、つけておく時間が、、、約7時間!!ちょーっと時間がかかるようですが、絶品生キャラメルが食べられるそうですよ(*゚∀゚*)

雪がない季節も湯村温泉へ

観光地の多くは、繁忙期もあれば閑散期もあります。GW明けの5月、6月というのが少しお客さんが少なくなる時期です。やはり、通年を通して湯村温泉に訪れてほしいと温泉街の方は考えられています。この時期に行われるイベントで、年々注目を浴びているものがあります。それが、

全日本かくれんぼ大会!!!

湯村温泉全体をかくれんぼのフィールドとし、「おに」と「隠れ人」に別れて壮絶なかくれんぼをするというイベントです(笑)大人達が本気で遊んでいます(((o(*゚▽゚*)o)))

かくれんぼに参加される方々は、いろんなキャラクターに扮して隠れたり見つけたりするんです!コスプレかくれんぼなんです!!

これ、ぼくはまだ行ったことはないんですが、是非行ってみたいんですよー!(^^)参加する、というよりコスプレイヤー達が集まる湯村温泉街を見てみたい!!(笑)毎年、参加者さんのコスプレのクオリティがどんどん上がっているとか。

昨年のかくれんぼ大会の様子。地元新聞も取り上げていました。

名湯湯村でコスプレ420人がかくれんぼ 新温泉

今年は見に行ってみたいなー!と思っていたんですが、どうやら今年の開催は見送りされるようで(´;ω;`)会場となっていた夢ホールの改修工事のためだそうです。

今年は別の団体が主催者となり大阪で開催されるとか。また来年は湯村温泉で開催してほしいなぁ~!期待しております(*´▽`*)

冬は寒くて町歩きはちょっと、、、という湯村温泉ですが、暖かくなる春にはもちろん町歩きはできますよね。4月から6月にかけて、幻想的な夜の湯村温泉を楽しんで頂く取り組みが湯村温泉・夢ナリエ。竹灯籠のイルミネーションが夜の温泉街を彩ります。

様々なアイディアで時代と共に変わり続ける湯村温泉、もちろん昔から変わらない景色も大事です。温泉地として沢山の方にお越し頂くには、湧き出る温泉とそこで暮らす人々の生活があってこそ。観光地ではありますが、湯村に住まれている方の普段の暮らしぶりなんかもすぐ近くで垣間見れます。そういう何気ない日常的な場面も、湯村温泉の大切な魅力の一つだと思います。

但馬を代表する温泉地、湯村温泉!是非訪れてみてくださいね(^^)


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香美町の海側(香住)出身まる屋若旦那、藤原啓太です 10年間の大阪生活を終え、2016年6月より、 地元へ帰って参りました 兵庫県北部の但馬(たじま)地方は、東京都と 同じくらいの面積がある広大な田舎です! 豊岡市の城崎温泉や出石城下町、神鍋高原、朝来市の 竹田城跡に生野銀山、養父市の天滝や氷ノ山、そして 美方郡の余部橋梁、湯村温泉、漁師町 JRの列車が一時間に一本だったり、夜間に車で走ると 鹿やタヌキが飛び出してきたりと、多少不便なことも あるけども、ええとこが沢山あります! そんな但馬の魅力を日々、感じまくっております^^ マラソンが好きです! 香住・ジオパークフルマラソン みかた残酷マラソン、 大阪マラソン2015、淀川マラソンに出場経験有り 走るのは速くない。でも走るのは好き! 日本酒が好きです! 但馬(たじま)の地酒、蔵ごとに 個性があっておもしろい! 香住鶴→ちょっと甘めでスイスイ飲める 此の友→すっきりキレイ系からしっかり系 銀 海→落ち着いた味わいやキリッと感 竹 泉→旨味しっかりで燗酒向き 個性豊かな日本酒をまる屋で楽しんでください!

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